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語学教育支援

摂南大学 [2011]

正確な手書き入力が可能なタッチモニターの導入で中国語をより学びやすく

概要
大阪府に2ヵ所(寝屋川市、枚方市)のキャンパスを持つ摂南大学は、 「人間力・実践力・統合力を養い、自らが課題を発見し、そして解決することができる知的専門職業人を育成する」ことを 教育理念に掲げ、少人数教育や体験・参加型授業による実践教育など特色ある教育を行っています。

摂南大学内に設置された情報メディアセンターは、最新鋭のIT機器や語学教育のための設備を備えています。
寝屋川キャンパスの4つのCALL(Computer Assisted Language Laboratory)教室では、 240台のコンピューターを駆使し、英語、中国語、スペイン語などの語学教育を行っています。 このうち、「CALL教室4」に、タッチパネル・システムズのデスクトップタッチモニター1919Lが導入されています。


今回のタッチモニターの選定・導入に携わった外国語学部の中西正樹教授と
情報メディアセンターのスタッフにお話を伺いました。


用途

タッチモニターを活用した語学教育

使用する人

摂南大学の学部・大学院の学生

設置場所
摂南大学 寝屋川キャンパス 情報メディアセンター CALL教室4

導入製品
19型ワイド LCDデスクトップタッチモニター (ET1919L-7CJA-1-GY-G) 61台

導入背景

摂南大学では、2011年度の授業開始にあわせて教育用コンピューター機器を一新するのを機に、ITを活用した
中国語の授業の教育効果をより高めるため、「CALL教室4」にペンによる手書き入力ができるタッチモニターの
導入を決定しました。

中国語は他の多くの言語とは異なり、キーボードで単語を入力する際には独特の「ピンイン」と呼ばれる発音記号を
正確に入力・変換することで文字を表示します。そのため、ピンインを習得するまでの段階では、キーボードによる
コンピューターへの文字入力は容易ではありません。特に入門期の1年生にとって中国語のキーボード入力は難しく、
昨年までは、e-learning教材を利用するときも選択肢問題を中心とした指導方法をとっていました

一方、WindowsではVista以降手書き文字の入力がサポートされたことで(TabletPC入力パネル)、中西教授は
キーボードに加えて手書き文字入力を授業に取り入れましたが、当初はマウスを動かして入力するしかなく、
操作しにくいという難点がありました。
そのため、中西教授は手書き文字の入力が簡単にできるタッチモニターの導入を提案されました


採用のポイント

最も重要視したのは中国語のスムースな手書き文字入力が可能なこと。
中西教授は、様々なタッチパネルの方式を採用した各種タッチモニターを実際に試して検討された結果、
5線式抵抗膜方式が最適であると判断されました。

また、教室のデスク上に設置したモニターの画面上でペン入力する際、画面を傾けた状態でタッチモニターを
使用するため、教室の照明などが画面に反射しないよう、表面処理は反射防止のアンチグレアのパネルを
採用する必要がありました。

さらに、デスク上にモニターを設置しても学生の顔が隠れることなく、教壇の上から学生の顔を見ながら
指導を行える環境を実現するため、モニターの高さもポイントになりました。

その結果、全ての要件を満たした1919L(5線式抵抗膜方式モデル)が最終的に採用されました。
なお、モニターの高さについては、機器の納入を担当した内田洋行様がカスタマイズしたスタンドを
モニターに取り付けることで、課題がクリアされました。


導入による効果

「タッチの正確さには大変満足しています。現在、1年生の授業では全員がペン入力を行っています。
ピンインをタッチパネル上に書くという課題を与えると、回答の横にイラストや文字を書き添える学生がいるなど、
中国語を楽しみながら学んでいる様子が伺えます。スマートフォンなどの普及によってタッチ操作が身近になり、
ペン入力の課題以外でもWindowsの各種操作をマウスではなくタッチで行う学生も多く、『タッチ操作は楽しいものだ』
という印象が学生にはあるようです。」(中西教授)


今後の展開

「今のところ、中国語の授業でのタッチモニターの利用では、ペン入力やピンインの練習といった使い方がメインですが、
将来的にはいろいろな可能性があると思います。画面に直接ペン入力できることは語学学習では大きなメリットであり、
今後もタッチモニターを様々な形で活用していきたいと考えています。」(中西教授)